ペイント&コーティングジャーナルに当社社長のインタビュー記事が掲載されました
ペイント&コーティングジャーナル2018年1月3日号「新春特集」に
当社代表取締役社長:塩田淳のインタビュー記事が掲載されました。
“キラーマテリアル”メーカーへ
日本化工塗料
代表取締役社長 塩田 淳氏
当社は昨年創立100周年を迎えた。前例に捉われない発想で
130年、150年と持続し、飛躍する企業に変革していきたいと考えている。
そのために重要なのは自社製品の成長。フィルム向けコーティング剤の分野は
顧客評価やベンチマークの把握が難しい特殊な市場だが、展示会への出展を積極化し、
問い合わせや相談から自社の強みを知り、当社ならではの“キラーマテリアル”を育てる作業を重ねてきた。
最近では、当社の強みである紫外線(UV)硬化フォーミュレーション技術をコア技術とし、
プラスチックへの付着付与と剥離(離型)制御技術の開発に精力的に取り組んでいる。
その中で有機ELに使われるCOP基材のバリアフィルム層に当社コーティング剤の採用が決まった。
難付着基材のCOPにコロナ処理などの前処理なしで付着する機能が高く評価された。
今後、ディスプレイや各種照明機器などへの広がりを期待している。
また、剥離(離型)技術に関しては、電子デバイス用途で嫌われるシリコーンを含まない
非シリコーン系離型コーティング剤の用途拡大を狙っている。
今年も展示会への出展を行う他、当社の強みを技術セミナーなどでもPRする予定。
当社が目指すのは“キラーマテリアル”の開発。新製品開発力でブランド認知を高めていきたい。