ペイント&コーティングジャーナルに当社社長のインタビュー記事が掲載されました
ペイント&コーティングジャーナル2020年1月1日号「新春特集」に
当社代表取締役社長:塩田淳のインタビュー記事が掲載されました。
成長分野に介在していく
日本化工塗料
代表取締役社長 塩田 淳氏
当社が新規事業に位置付ける機能性フィルム用コーティング事業が軌道に乗りつつある。
ディスプレイ用アンチグレアコーティング剤等の採用案件が増え、社内全体の士気を高めている。
手探りの状況からの事業参入だったが、展示会の出展、業界誌投稿、セミナー講演、メルマガ・コラム配信など
様々な手段を講じて、露出向上に注力。
業界内だけでなく、大学との産学連携や技術力を有するベンチャー企業との人脈も広がり、
対応力も高まっている。
こうした動きに弾みをつけるためにも、より市場ニーズを先取りした製品開発が重要。
当社の強みは、紙用塗料や真空蒸着用塗料で培ってきた技術蓄積による
①UV硬化材料フォーミュレーション技術、②真空蒸着技術、そして③プラスチック基材への密着制御技術である。
さらに技術的な幅と深みを追い求めており、自動車内装部品向けの加飾成形用コーティング剤では、
PP用UV硬化プライマーが期待の新製品。
また離型コーティング剤では、従来の熱硬化に加えてUV硬化タイプの品揃えも行い、
昨年12月の高機能フィルム展で発表した。いずれも成長市場だけに、社内のモチベーションは高い。
まだまだ経営的には、受託製造に依存するところが大きいが、
将来的には自社ブランドで持続的成長ができるレベルに引き上げていきたいとのビジョンがある。