ペイント&コーティングジャーナルに当社社長のインタビュー記事が掲載されました
ペイント&コーティングジャーナル 2022年 1月 5日号「2022年新春特集」に
当社代表取締役社長:塩田淳のインタビュー記事が掲載されました。
BCP、そしてESGへ
日本化工塗料
代表取締役社長 塩田 淳氏
昨年前半は、コロナ禍前の水準で推移していたが、夏以降は半導体不足などによる
自動車減産の影響によって、自動車ヘッドランプ用塗料の売上にブレーキがかかった。
機能性フィルム用コーティング剤もしばらくは不安定な状況が続くが、徐々に回復していくと見ている。
昨年は三次元加飾成形機を導入し、加飾成形用UVコーティング剤の初の採用成果が得られた。
機能性フィルム用コーティング剤の拡販活動についても昨年開始したWEBセミナーに加え、
従来から力を入れていた展示会の出展も再開していく。
また、昨年はBCP強化のため、自然災害対策としての社内インフラ整備を行うとともに、
同業メーカーとの緊急時生産補完関係の構築も開始した。
激甚化する自然災害に備えた事業継続力の強化は今年度以降も着実に実施していく考えだ。
更に、関西ペイントグループの会社として、ESGに取り組んでいく。
特にE(環境)に関しては、脱炭素化の動きは社会構造を大きく変えるとの認識を強めており、
より社会・環境向け重視の製品開発が重要だ。当社の強みであるUV硬化技術・塗料の環境配慮性を高めるため、
バイオマス原料の適用設計に着手済みであり、今年の早い時期に、サンプルワークができるものと考えている。(談)