ペイント&コーティングジャーナルにバイオマス塗料の記事が掲載されました。
ペイント&コーティングジャーナル 2022年 2月2日号
「バイオマス塗料を続々開発 日本化工塗料」の記事が掲載されました。
日本化工塗料はバイオマス塗料の開発を積極的に進めている。
再生可能資源であるバイオマス原料を活用することはカーボンニュートラルの観点からも重要性が増す中、
同社ではバイオマス原料を活用した製品化を図っている。
現状ではコーティング剤などを提案する。まずは「UV硬化型ハードコーティング剤」で、
機能性フィルム用の有機・無機ハイブリッド系コーティング剤をバイオマス塗料化した。
植物由来成分だけでなく、鉱物由来の無機成分も含有しているため、
石油由来成分の含有量は40〜50%となる。
通常のハードコートだけでなく、ディスプレイでの使用として定評のある
AG(アンチグレア)などもラインアップしている。
2つ目の製品は「ノンシリコーン離型コーティング剤」。
光学用途の離型フィルムや各種セパレーター用として展開している
離型コーティング剤「FS-9200L」をバイオマス塗料化した。従来品よりも更に軽剥離化が可能になった。
バイオマス度は20%という。
その他にヒートシールなど各種接着剤のバイオマス化を提案する。
PETフィルムと紙を貼り合わせる「ブリスターパック用接着剤」などの各種接着剤をバイオマス化。
ブリスターパック用接着剤はバイオマスインキやバイオマスPETとの併用もできる。
カタログはこちらよりダウンロード可能です。