ペイント&コーティングジャーナルに当社社長のインタビュー記事が掲載されました
ペイント&コーティングジャーナル 2024年 1月 4日号「2024年新春特集」に
当社代表取締役社長:根本幸宏のインタビュー記事が掲載されました。
収益性強化と人材教育に注力
日本化工塗料
代表取締役社長 根本幸宏氏
今期上期は、自動車ランプ用真空蒸着塗料の需要減退が業績に影響した。
元々、LED化の流れで需要縮小が想定されている市場だが、
想像を超えるスピード。長寿命、省電力なLED光源の普及の早さを改めて実感している。
こうした状況を打開するため、フィルム用機能性コーティング剤事業の成長に取り組んでいる。
中でも三次元加飾転写用コーティング剤は、今後の成長が楽しみな製品。
自動車の内装部品などで加飾フィルムの採用が進められており、
積極的な展示会への出展を通じて、顧客からの要望も増えつつある。
モビリティの形も大きく変化する中で、当社の強みは、
顧客の開発要望に応えるレスポンスの早さ。着実にニーズに応えていきたい。
一方、関西ペイントグループとの協業も成長施策の一環として積極化している。
当社が得意とするUV塗料、蒸着用塗料、紙用塗料を底上げするため、
グループ各社に寄せられた案件を取り込んでいく考えだ。
加えて収益性の強化と共に社内の人材育成を積極化していく方針。
昨年9月からコンプライアンス強化を目的とした勉強会を実施。
10月からは外部研修を開始した。人材採用も課題となっているが、
まずは社内の土台づくりが重要と考えており、改革を計画中。
今いる社員と共に魅力ある会社を作っていきたい。
需要も秋口から好転の兆しが出ている。後半に巻き返しに努めていく。(談)