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ペイント&コーティングジャーナルに当社記事が掲載されました

ペイント&コーティングジャーナル 2024年 6月 19日号「機能性塗料・コーティング剤特集」の10面に「コーティング技術で優位性磨く/日本化工塗料」の記事が掲載されました。

コーティング技術で優位性磨く

 

 機能ニーズに応えた塗料設計技術を強みに光学フィルムや塗工紙など独自領域で存在感を高める日本化工塗料。

フィルム用コーティング剤分野では試験機器の導入などを進め、個別開発に注力。

塗工紙向けは、デリバリー食器の需要拡大を受け、新たな機能ニーズを商機に捉えている。
 現在、フィルム用コーティングで訴求を強めるのが“加飾転写技術”。

面倒なトリミングを不要にし、かつコスト削減、CO2削減に寄与する方式として提案を進めている。
具体的には、同社の加飾転写用接着剤、機能性プライマー、加飾成形用ハードコーティング剤、

離型フィルム用コーティング剤を金属蒸着印刷層と合わせて積層化し、

真空圧空成形機内で基材に転写させるというもの。
部材のサイズ、形状問わず意匠面のみ転写させることが可能で「塗膜を乗せるイメージ」と担当者。

成形品に直接貼り合わせる貼合方式と異なり、フィルム残りがなく、トリミングを不要にした。

貼合方式に比べ凹凸意匠の自由度は劣るとしつつも、

高意匠性と高生産性を両立した工法として普及拡大に期待する。

剥離強度や塗膜硬度、基材との密着性などニーズに応じた多彩なアレンジが可能だという。
 一方、塗工紙向けでは、デリバリー用食器の需要拡大を受け、

油の浸透を抑える耐油性コーティング剤など“バリア機能技術”をアピール。

「紙に貼り合わせたポリエチなどを不要にすることができる」

コーティング剤の優位性を武器に市場展開を本格化させている。(談)

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