ペイント&コーティングジャーナルに当社社長のインタビュー記事が掲載されました
ペイント&コーティングジャーナル 2024年 7月24日号「2024年夏季特集」に
当社代表取締役社長:根本幸宏のインタビュー記事が掲載されました。
市場探索に注力、技術を価値にする
日本化工塗料
代表取締役社長 根本 幸宏氏
蒸着用塗料及びフィルム用コーティング事業は、代替技術の台頭や中国などの景気減速の影響を受け
厳しい環境が続いているが、現行技術の転用に明るい兆しが出ている。
その1つが塗工紙・紙用コーティング事業。デリバリー紙容器や包装向け需要の高まりを受け、
引き合いが増えている。 4月に出展した「紙加工技術展2024」では、食品トレーなどに使用可能な
耐油性コート剤や紙と紙を熱圧で接着させるヒートシール剤を紹介。欧州で規制検討が進むPFASフリーも訴求し、
予想を超える反響が得られた。今年10月には、包装総合展「TOKYO PACK 2024」に初出展する予定。
4月の展示内容よりもレベルアップした製品の紹介を予定しており、更なる反響に期待している。
当社は、創業以来、研究開発から需要を創出してきたDNAを有し、技術から持続的成長を目指している。
今年はその動きをより活発化するべく市場探索に注力している。現行技術の転用と合わせて要素技術においても
展開していく方針で、当社技術がどのような分野に貢献できるか、期待を高めている。
その原動力となるのは、やはり人材。育成策の一環としてeラーニングサービスの活用を始めた。
受講する数も内容も個々の社員に委ねているが、勤務時間外や休日などでの利用頻度が高く、
社員の意欲の高さに手応えを感じている。
世にないものを生み出すのがメーカーの醍醐味。果敢に挑んでいきたい。(談)